ウールカットソーロングリブワンピース ーMaking Storyー

こんにちは!
Cobitto大阪南堀江店スタッフの梶村です。

 

シンプルに見えてこだわりポイント満載の
Cobitto
の洋服たち。

 

創り手の思いをお届けする
Making Story シリーズ第2回目は、
今シーズン大人気のワンピース。

ウールカットソーロングリブワンピース 

について。

 

Cobitto全商品のデザインを手がけている、

デザイナー土江宜(つちえのり、のりさん)に

お話をお聞きしてきました!

 

ぜひ最後までお読みいただけますと嬉しいです♪

 

 

___(梶村:以下略)このワンピースのテーマを教えてください

 

リラックス感のあるデザインだけれど
着たときにはすっきり見えるワンピースです。

今季は「メリハリ」も意識していたので、

・大きめの袖とキュッとした袖口

・袖のゆったり感とベルトをしたときのキュッとしたウエストライン

という、フワッ&キュッみたいな
シルエットのメリハリも意識しました。

カットソー素材のワンピースは
カジュアルなものが多いんですよね。

なので、着やすくて
でも上品できれい目に着ていただける
カットソーワンピースを目指しました。

繊維のとても細い、
艶感があるウール素材を使用することで
楽に着られてなおブラックフォーマルでもいけるくらいの
使えるシーンの多いワンピースに
仕上がったと思います。

 

___まずこの袖に目がいきますよね。めっちゃかわいいです

 

正真正銘Cobittoオリジナルデザインの
ドルマンスリーブです。

平面で型紙をひくパタンナーでは作れない袖だと
みんなに絶賛されました笑(のりさん嬉しそう)

ドルマンにしたいけどスッキリさせたい!と
立体裁断の要領でなんとなく(感覚的に)やってるうちに

ふと、「こうしたらいいじゃん」という
とてもいい形に仕上がって。

 

___神が降りてきたんですね

 

降りてきましたね笑

 

___袖に神がいるワンピース。ありがたいです笑

 

立体的に作られていることでもたつきがなく
すっきり見える理想的なドルマンになりました。

ドルマンは腕を上げたときに
生地がひっぱられやすいのですが、

生地のやわらかさと袖のつくりで、
引っ張られない(動きやすい)ことが
着心地のよさにつながっています。

肩より内側に入った袖の切り替えで
縦長の視覚効果もあります。

縦長に、上半身がコンパクトに見えることで
上品さも出すことができました。

 

___その袖からキュッとしぼった袖口もいいですよね

 

袖のふわっと感からのキュッとしたリブ袖、
このメリハリがかわいいですよね。

やや長めの袖口にすることでクラシカル感もあります。

この袖口で上品な雰囲気が醸し出されているのですが、
でも、リブにすることで
がちがちに気取りすぎない絶妙な感じに
仕上がったと思います。

ラフさときれい目のバランスを意識しました。

キュッとたくし上げられるので
機能性もあります。

 

___実はベルトにも秘密があるとか

 

ベルトがちょっと不思議な形をしています。
アトリエでは「アロワナ」と呼ばれてます笑

 

___なるほど、確かにアロワナっぽいふくらみ

 

そう、太めのベルトで曲線がポイントになっています。

パタンナーのさおりさんと一緒に、
バックルとベルト幅の
ベストなバランスを探しました。

バックルより少し太めのベルト幅にすることで
締めたときに生地のくしゅっとした動きが生まれます。

生地のやわらかさが表現されて、
ギャザーがよる生地の動きがかわいいんですよね。

 

___ベルトのありなしでもまた全体の雰囲気が変わりますし

 

印象がかなり変わりますよね。

ベルトがあると雰囲気がかっちり、きれい目に。
なしだとカジュアルになりますね。

小物や羽織でもかなり雰囲気を変えて
楽しんでいただけると思います。

ウール素材ですが
艶感のあるなめらかな生地なので
秋冬春3シーズン、
夏以外はご着用いただけますよ。

ご自宅でお洗濯も可能なので
気兼ねなく着ていただけると思います。

 

___本当に細かいところまで考えてつくられているんですよね

 

細かいところだと、ウエストのギャザーもそうかも。

細かいギャザーを入れることでドレープの
縦ヒダ感がきれいに出るんです。

ギャザーの分量って大事で、
たくさん入れると横に広がりすぎて
ヒップ周りが大きくなってしまう。

縦にきれいに落ちるように、
きゅっとベルトをしたときも同じように
きれいなドレープが出るようにつくられています。

 

___(あ、シンさん発見)シンさんからも何かありますか

 

いちばん最初につくったときは
よりドレス感があるというか、ちょっと固め、
よそゆき感のあるワンピースだったんです。

もう少し幅広い人に着てほしいと思ったので
生地も変えて、かっちり&ラフさの
バランスを変更しました。

普段にも着られる雰囲気に変更していって
いまのベストな状態に仕上がったと思います。

 

___どうもありがとうございました!

 

すでにお持ちの方にも、
気になる商品だなぁと思っていてくださった方にも、

オリジナルドルマンスリーブをひらめいた
のりさんの笑顔を想像しながら
ぜひ手に取ってみていただけたらと思います。

 

■ウールカットソーロングリブワンピース

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ウールリブギャザートップス


SUPER120Sスムースウールトップス

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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